目次
ダーツシャフトのおすすめは?種類や使い方も徹底解説
本記事は、ダーツシャフトに特化しています。
こんな方におすすめ
- ダーツシャフトについて詳しく知りたい
- ダーツシャフトによって何が変わるのかがわからない
- マイダーツの購入を考えている
ダーツシャフトとは
シャフトとは、ダーツのバレルとフライトをつなぐ細い部分のパーツのことです。
一見するとただバレルとフライトをつないでいるだけに見えますが。このシャフトの長さや形状などによってダーツの飛びは大きく影響を受けます。
ダーツのフライトの形状は3種類です。
ノーマル
ノーマルは、ストレートとも呼ばれる一番オーソドックスな形状です。
ダーツを購入したときに付属していることが多く、シンプルさが特徴となります。
(初心者~上級者まで幅広く使用)
スリム
スリムは、両端から中心にかけて細くなっているシャフトです。
ノーマルよりも軽い反面、耐久性は低く折れやすいという一面もあります。
(中級者~上級者向け)
ハイブリッド
ハイブリッドは、ノーマルとスリムの間をとった形状です。
重量も両者の中間で、ノーマルやスリムでうまくバランスが取れない方におすすめです。
ハイブリッドのシャフトは、記事執筆時点で「フィットシャフト」(COSMO DARTS)というシャフトしかありません。
(中級者~上級者向け)
シャフトの仕様
シャフトには3種類の仕様があります。
ロック
ロック仕様は、一番オーソドックスなシャフトの仕様です。
フライトを装着すると、しっかりと固定されます。
スピン
スピン仕様のシャフトは、装着したフライトが回転できるようになっています。
これにより、後続のダーツが当たった際にフライトが回転し、弾かれにくくなります。
シャフトの長さ
シャフトの長さは、基本は3種類です。
最近はさらにバリエーションが増えてきています。
基本的には、シャフトが長いほど放物線に近い軌道で安定して飛び、短いほど直線的な軌道で矢速が速くなります。
ショート
ショートと呼ばれる短いシャフトは、フライトによる飛びへの影響を減らす効果があります。
そのため、より直線的に速くダーツが飛びます。
その分、技術が伴わなければ飛びが安定しにくいので注意が必要です。
インビト
インビトは、ショートとロングの間の長さのシャフトです。
一番オーソドックスな長さで、ショートとロングの中間のような飛びになります。
ロング
ロングと呼ばれる長いシャフトは、フライトによる飛びへの影響が大きくなります。
そのため、放物線に近い軌道で比較的鳶が安定しやすいです。
最近は、ロングよりも長いシャフトも出てきています。
シャフトの素材による違い
シャフトに使われる素材は大きく5種類です。
素材によって重さや耐久性・相場価格が分かれています。
プラスチック
プラスチック製シャフトの特徴は、軽くて安いという点です。
安いので初心者でも手が出やすく、軽いことから重心を前にもっていきたい方にもおすすめです。
プラスチックの中でも、PCやナイロンなどの素材が存在します。
最もオーソドックスな素材で、種類も多くデザインが豊富です。
アルミ
アルミ製シャフトは、比較的軽い金属製のシャフトです。
ハードダーツをしている方に人気の素材でもあります。
比較的丈夫で折れにくいですが、曲がりやすいという欠点もあります。
カーボン
カーボン製シャフトは、軽くて丈夫なのが特徴です。
一方で、プラスチック製よりも価格が高いというデメリットもありますが、買い替えの頻度を考えるとコストパフォーマンスに優れていると言えます。
ジェラルミン
ジュラルミン製シャフトは耐久性に優れています。
また、重みがあるため重心を後ろにもっていきたいという方にはおすすめです。
ジュラルミン製の中でも、超ジュラルミンや超超ジュラルミンなどの素材に分かれています。
チタン
チタン製シャフトは、耐久性が非常に高く、めったに折れません。
非常に重たいため、ダーツがかなり後ろ重心になります。
価格が高いため、なかなか初心者の方は手が出しづらいかもしれませんね。
シャフトの相場
シャフトの価格は、素材によって分かれています。
プラスチック | 200円 |
アルミ | 500円 |
カーボン | 3,000円 |
ジュラルミン | 7,000円 |
チタン | 10,000円 |
ブランドごとのシャフトの特徴と取り付け方
シャフトはブランドごとにそれぞれ特徴があります。
取り付け方も異なるものが多いため、併せてご紹介します。
FIT
コスモダーツのブランドであるFITでは、同ブランドのフライトであるFITフライト専用のシャフトを販売しています。
FITシャフトを使用する利点の一つが、フライトの取り付けやすさと外れにくさが両立されているという点です。
シャフトの長さは8段階が用意されており、ロックタイプとスピンタイプの2種類の規格があるため、セットアップの種類が豊富。
あなたにぴったりの組み合わせが見つかりそうですね。
また、専用のフライトが必要となるのでFITシャフトを購入する際はあわせてFITフライトも購入しよう!
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L-style
L-stayleの販売するL-Shaftの特徴は、何と言ってもサイレントシャフトの仕組みです。
従来のスピンシャフトと違い、シャフトそのものに回転機構が組み込まれています。
フライトガードと呼ばれる部分がついており、フライトが根元から裂けてしまうリスクを軽減できるのも嬉しいポイントです。
紙フライトとも組み合わせられるため、初心者にぴったりなシャフトの1つです。
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TARGET
TARGETの販売するシャフトの中でおすすめなのが、グリップスタイルです。
グリップスタイルの特徴の1つが、コストパフォーマンスのよさです。
シャフトの中でも損耗の激しい爪部分が交換可能なため、長く使用することができます。
グリップスタイル以外にもシャフトを複数種類販売しているため、ぜひそちらも見てみてはいかがでしょうか。
【target】ターゲットシャフト GRIP STYLE グリップスタイル
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8 Flight
8Flightでは、同ブランドのフライト「8Flight」専用のシャフトを販売しています。
8Flightを使用するメリットとして、シャフトとフライトがしっかりと固定されるため、プレイ中に外れてしまう可能性がほぼ無いという点があります。
スピンタイプとロックタイプそれぞれの規格が用意されているというのも魅力的ですね。
また、専用のフライトが必要となるので8Flightシャフトを購入する際はあわせて8Flightフライトも購入しよう!
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シャフト関連のダーツ小物
シャフトに組み合わせることで便利なダーツ小物をご紹介します。
シャフトリムーバー
シャフトリムーバーは、折れてしまったシャフトをバレルから外す際に使用します。
シャフトがネジ山の途中で折れてしまうと、指やペンチでつかむことができずなかなか外せないですが、シャフトリムーバーを使用することで簡単に外せます。
使いやすいようにドライバーのような形状をしたものや、持ち運びに便利なコンパクトなものまで様々です。
シャフトリムーバーの相場は800円です。
シャフトリング
シャフトリングは、シャフトからフライトが外れにくくするために使用します。
プレイ中にフライトが外れてしまうと、ラウンド間に拾って付け直さないといけなくてストレスですよね。
また、何度もフライトをつけなおすとフライトの根元の損耗に繋がります。
シャフトリングの相場は3個で300円です。
Oリング
Oリングは、シャフトのネジが緩んできた際に使用します。
特に金属製のシャフトはネジが緩みやすく、バレルも金属製のものを使用しているとさらに緩みやすくなります。
投げようと構えたときにシャフトが緩んでいると、グリップがうまく決まらないこともあるので、Oリング使用することをおすすめします。
Oリングの相場は、12個で400円です。
GOMU
GOMUは、Oリングと同じくシャフトが緩まないようにする際に使用します。
Oリングは装着した際にゴム部分がはみ出してしまうため、シャフトの付け根に指をかける人は違和感を感じてしまいます。
その点、GOMUはこのはみだしが解消されているため、Oリングを使っていて違和感を感じる方にはおすすめです。
GOMUの相場は320円です。
シャフトの選び方のコツ
初心者の方がシャフトを選ぶ際には、最初はノーマル形状・プラスチック製のインビトシャフトがおすすめです。
まずはオーソドックスな形状・長さのものを使用しつつ、慣れてきたら自分に合ったものを探すといいでしょう。
また、シャフトは消耗品なので、最初は価格の安いプラスチック製シャフトから試してみるのがおすすめです。
初心者におすすめのセット・組み合わせ
いろいろとシャフトについて読んできたけれど、実際のところどれを買うべきなのかが難しい、なんて思っている方はいませんか?
そんな方のために、初心者におすすめのセット・組み合わせをご紹介します。
初心者におすすめのセット
まずはとにかく安くマイダーツが欲しい、そんな方には初心者用のセットがおすすめです。
中でも「ダーツ入門者向け9点999円フルセット!!【リニューアル版】」が特におすすめ。
ダーツ入門者向け9点999円フルセット!!【リニューアル版】
マイダーツが一式揃っていて1,000円に収まるので、入門用にはぴったりですね。
フライトやシャフトが2種類ずつ入っていて、複数種類のセッティングが試せるというのも初心者の方に優しいポイントです。
また、初心者向けダーツの大定番とされるアサシン・シリーズも大人気のシリーズとなっています。
初心者におすすめの組み合わせ
バレルは持っているけれど、シャフトとフライトをどうするか迷っている、という方におすすめなのが、「フィットフライトノーマル シェイプ」と「ノーマルフィットシャフトギア(ロック)」の組み合わせです。
簡単に取り付けができて、プレイ中に抜けにくいのでダーツに集中できますよ!
また、シャフトもフライトもたくさんのバリエーションがあるので、どちらかを買い替えて他の組み合わせを楽しむことも簡単です。
まとめ
シャフトを初めて買う人は、まずはノーマル形状・長さはインビトのプラスチック製シャフトを試すのがおすすめです。
選ぶのが難しく感じる方は、初心者セットもおすすめです!